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記録を数えて、くらべて、見る: SpeciesStats の紹介

SpeciesStats(スピーシーズスタッツ)は、iNaturalist に投稿された観察記録を集計して見せる、無料サービスです。iNaturalist に記録するほど、自分の写真で「わたしの図鑑」ができあがり、住んでいる地域でどんな生きものが記録されているかも、ひと目で見られます。

わたしの図鑑。485 種に出会った記録、分類群ごとの数、地域の図鑑の進み具合、自分で撮った写真のカードが並ぶ

わたしの図鑑。記録するほど、自分の写真でできた図鑑が厚くなっていきます(画面は SpeciesStats、写真: yuiponz)

こんな人のための道具です

  • iNaturalist に投稿していて、自分の記録をふり返りたい人
  • 住んでいる地域で、いまどんな生きものが記録されているかを知りたい人
  • iNaturalist のプロジェクトに参加していて、集まった記録を仲間と一緒に見たい人

iNaturalist をまだ使っていない方は、先に「iNaturalist とは?」をどうぞ。

できること

自分の写真で「わたしの図鑑」を作る

iNaturalist のアカウントで SpeciesStats にログインすると、記録するほど、あなたが撮った写真で「わたしの図鑑」ができあがっていきます(上の画面)。ログインした翌朝に図鑑ができ、写真は数日かけて埋まっていきます。対象は日本での観察です。

  • 種ごとのカード: 自分の写真、和名と学名、初めて見た日、直近に見た日、記録の数。カードを開くと、自分の観察の一覧から iNaturalist の観察へ飛べます。
  • 探す・絞る・並べる: 和名・学名・よみで探す、植物・昆虫・鳥などで絞る、初めての日・直近・記録の数・名前で並べ替える。

地域の 151 種を埋める・推しを選ぶ

図鑑には、集める楽しみもあります。

  • 地域の図鑑 151: 都道府県や地方ごとに、その地域で「よく出会う 100 種」と「この地域らしい 51 種」を選んであります。出会った種は自分の写真で埋まり、まだの種は「? ? ?」とヒントだけ。「関東図鑑 94/151」のように、あといくつかが分かります。
  • 節目のお知らせ: 新しい種に出会ったときや、50 種・100 種などの節目に、次に開いたとき 1 回だけお知らせが出ます。
  • わたしの推し: 好きな種にハートを付けると、「わたしの推し 9 選」(3×3)と「わたしの推し 4 選」(2×2)の 1 枚の画像を作れます。スマホの共有のボタンから、Instagram・X・LINE などに投稿できます。
  • 図鑑を見せる URL(はじめはオフ): 自分でオンにしたときだけ、ログインしていない人も見られる図鑑の写しの URL ができます。名前や場所、何日に見たかは出ず(出るのは年月まで)、写真はクリエイティブ・コモンズのライセンスが付いたものだけです。

左: 関東図鑑 94/151 種と、50 種の節目のお知らせ。右: ハートを付けた推しのカード

地域の 151 種を埋める楽しみと、推しのハート(画面は SpeciesStats、写真: yuiponz)

地域の記録を見る(ログインなしで)

日本全国、都道府県、関東などの地方を選ぶと、その地域で iNaturalist に投稿された記録を、同じ形で見られます。ログインは要りません。

  • 直近: 今週・今月・今年の観察記録の数、記録された種の数、観察者の数。先週とくらべた動き、今週いちばん多く記録された生きもの、今週はじめて研究グレードになった生きもの。
  • 全期間: これまでの合計、年度ごとのくらべ(4 月から翌年 3 月)、年ごとの観察記録の数、植物・昆虫・鳥などの内訳、名前の確定を待っている記録の数、地域どうしのくらべ。

関東地方の全期間の観察記録の数・記録された種・観察者・同定待ちの数、年度ごとのくらべのグラフと表、活動状況の推移、年ごとの観察数、分類群の内訳の円グラフ

全期間の画面。関東地方では、これまでに 1 万 6 千種あまりが記録されています(画面は SpeciesStats、2026 年 10 月)

「この地域で今いちばん記録されている生きもの」を眺めるだけで、次の散歩で探すものが決まります。地域は、市区町村などへ広げていく予定です。

団体の記録をまとめて見る

iNaturalist のプロジェクトが「団体」として登録されていると、そのプロジェクトに集まった観察記録を毎晩集計します。直近の動き、これまでの合計、生きものの種類ごとの内訳、月ごと・年ごとの移り変わり、初めて記録された生きもの、名前の確定を待っている記録などが見られます。ログインすると、その団体の中での自分の観察記録の数や、記録した生きものの種類も見られます。団体の登録の受け付けは準備中です。

数字を読むときに気をつけること

  • 画面の数字は「観察記録の数」と「記録された種の数」です。その場所に生きものが何匹いるか、という数ではありません。
  • 記録する人が多い場所・季節ほど、数字は大きくなります。数字の差は、生きものの多さの差とは限りません。
  • 「研究グレード」(画面では「研究用」「研究G」)の印は、iNaturalist で何人かの名前の意見がそろい、記録として確からしいと判定されたものです。
  • 地域は iNaturalist の場所の区分で数えています。県境の記録は、隣の県に数えられることがあります。

データについて

  • 集計の元になるのは、iNaturalist で公開されている観察記録です。
  • 位置をぼかした記録の場所は、この画面には出しません。位置を隠した記録は、名前の出る一覧には載せていません。
  • ランキングに出るのは、iNaturalist で公開されているログイン名と記録の数です。
  • 写真の著作権は、それぞれの投稿者のものです。表示するときは、iNaturalist のライセンスの表示に従います。
  • わたしの図鑑の写真は、本人の画面にだけ出ます。外に出るのは、図鑑を見せる URL をオンにしたとき(クリエイティブ・コモンズのライセンスが付いた写真だけ)と、推しの画像を自分で投稿したときだけです。推しの画像には、位置を隠した観察の写真は使いません。

使ってみるには

くわしい説明と入口は、SpeciesStats の紹介ページにあります。地域の記録は、ログインなしですぐに見られます。わたしの図鑑は、iNaturalist のアカウントで SpeciesStats にログインすると使えます。

→ SpeciesStats の紹介ページ

SpeciesStats は、このサイト(yuiponz)の運営者が個人で開発・運営している無料サービスです。iNaturalist の公開データを使っています。iNaturalist の公式サービスではありません。広告はありません。

次に読む

出典(2026 年 10 月 27〜28 日に確認)

  • SpeciesStats の紹介ページと画面(https://speciesstats.org/ ・ https://speciesstats.org/region 、2026-10-27 に本番で確認)
  • SpeciesStats の連絡「わたしの図鑑」v2(2026-10-25)・D30 と本番の時期と紹介ページ(2026-10-23)・リリース後の SEO/AEO と問い合わせ先(2026-10-27)