ニホンヤモリの飼い方をマンガで読む|第2話 くる病の恐怖と栄養管理
2026 年 10 月 29 日、絵を描き直した完全版に更新しました。


1 / 12ヤモちゃんの餌を買うため、店を訪れます。 
2 / 12買ってきたコオロギの動きに、思わず驚きます。 
3 / 12初めての給餌で、ヤモちゃんがコオロギを食べます。 
4 / 12餌を食べたことを、翌日の昼休みに報告します。 
5 / 12コオロギを与えるだけでは足りないと聞きます。 
6 / 12餌に粉をまぶす「ダスティング」を紹介します。 
7 / 12カルシウムとビタミンD3の栄養管理について聞きます。 
8 / 12夏の直射日光による熱中症の危険を伝えます。 
9 / 12飼育している室内での殺虫剤に注意を促します。 
10 / 12ヤモちゃんのために、管理を続けると決めます。 
11 / 12栄養管理、直射日光、殺虫剤への注意を振り返ります。 
12 / 12付録では、口やしっぽなどの変化を写真で紹介します。yuiponz(編集)/協力者(写真提供)
ニホンヤモリの餌と栄養管理を、初めての給餌の場面から紹介します。カルシウムパウダーを使う理由と、くる病、夏の直射日光、殺虫剤への注意を読めます。
全5話の飼育入門マンガの第2話です。以下では、画像ごとの場面とセリフを順に読めます。会話は作品の言葉を残し、状況の説明を添えています。
1ページ目:ヤモちゃんの餌をどこへ買いに行ったのでしょうか?
女性は、ヤモちゃんの餌を買うために爬虫類ショップを訪れます。店に入る前には、緊張して手を握りしめています。
場面の文字
- 「ヤモちゃんとの同居が始まって数日――」
- 「ついに、恐れていたミッションに挑む時が来た」
- 「第2話:餌と立ちはだかる壁」
描き文字
- 「ゴクリ…」
2ページ目:買ってきた餌は何でしょうか?
女性が買ってきたのは、極小のヨーロッパイエコオロギです。容器の中で動く姿を見て、思わず声を上げます。
セリフ
- 女性:「買ってきたよ…ヨーロッパイエコオロギ」
- 女性:「極小…」
- 女性:「ヒィィ…! わかってたけど、やっぱり無理ィ…!」
描き文字
- 「カサカサッ」
- 「ピョン!」
3ページ目:初めての給餌はどうなったのでしょうか?
女性がピンセットで差し出したコオロギを、ヤモちゃんが食べます。女性は緊張から解放され、うれしそうに見つめます。
セリフ
- 女性:「ええい、ヤモちゃん」
- 女性:「ええい、覚悟ぉぉっ!」
- 女性:「ああっ!」
- 女性:「ヤモちゃん、食べてくれた…」
心の中の言葉
- 「ヤモちゃんのため…ヤモちゃんの…!」
描き文字
- 「ガクガク ブル」
- 「スッ…」
- 「ピタッ」
- 「バクッ!!」
4ページ目:餌を食べたことを誰に伝えたのでしょうか?
女性は翌日の昼休み、同僚に給餌の写真を見せます。同僚も、ヤモちゃんが食べたことを喜びます。
場面の文字
- 「翌日のお昼休み」
セリフ
- 女性:「守家さん!」
- 女性:「昨日、ついにご飯食べてくれたんです!」
- 同僚:「お、よかったじゃん。環境に慣れた証拠だな」
5ページ目:コオロギを与えるだけでよいのでしょうか?
同僚は、ただコオロギを与えるだけではいけないと伝えます。女性は、その理由を尋ねます。
セリフ
- 同僚:「でも、ただコオロギをあげるだけじゃダメだぞ」
- 女性:「え? どういうことですか?」
描き文字
- 「コトッ」
6ページ目:ダスティングとは何でしょうか?
作品では、餌の昆虫にカルシウムパウダーをまぶす方法を紹介しています。同僚は、この方法を「ダスティング」と説明します。
セリフ
- 同僚:「自然界と違い、飼育下の虫だけではカルシウム不足になってしまう。」
- 同僚:「活餌には必ず『カルシウムパウダー』をまぶして栄養管理するんだ」
- 女性:「粉を…まぶす?」
- 同僚:「これを『ダスティング』と言うんだ」
7ページ目:栄養管理を怠ると、どんな問題があるのでしょうか?
同僚は、骨の形成に関わるカルシウムとビタミンD3について説明します。作品では、栄養管理を怠ると起こる病気として「くる病」を取り上げています。
セリフ
- 同僚:「骨の生成に必要なカルシウムとビタミンD3の栄養管理」
- 同僚:「これを怠ると『くる病』になる」
- 同僚:「骨が変形し、顎が曲がり…」
- 同僚:「食事も取れなくなり、最悪の場合、死に至る」
心の中の言葉
- 「あんな小さな体が、そんな痛々しいことに…!?」
描き文字
- 「ヒッ…」
8ページ目:日光に当てるときは何に気をつけるのでしょうか?
同僚は、ビタミンD3と紫外線の話に続けて、直射日光の危険を伝えます。日光の当たる場所へケージを放置すると、熱中症につながるという説明です。
セリフ
- 同僚:「そしてビタミンD3生成には紫外線が必要なんだが」
- 同僚:「日光浴をさせるにも安易に放置してはダメだ」
- 同僚:「特に夏場などは紫外線ライトで補うことも検討した方が良い」
- 同僚:「日本の真夏、直射日光下に10分放置しただけで、ケージ内はサウナ状態」
- 同僚:「熱中症であっという間に命を落としてしまう」
9ページ目:室内の殺虫剤にはどんな注意が必要でしょうか?
作品では、夏場に起こりうる事故として、室内での殺虫剤の使用を取り上げています。同僚は、特にピレスロイド系の成分や、スプレー・燻製系と表現された製品について注意を促します。
セリフ
- 同僚:「他にも夏場に知らずにやってしまいがちな事故として室内での殺虫剤の利用がある」
- 同僚:「全部がダメというわけではないがピレスロイド系は特に爬虫類に有害で」
- 同僚:「体の麻痺・痙攣を起こし、重症の場合は死亡する危険性もあるんだ」
- 同僚:「ゴキブリ対策の置き型はモノによっては大丈夫だがスプレーや燻製系のものは概ねNGというイメージだな」
- 女性:「危険だらけ…飼育って難しい」
- 同僚:「毎年 夏頃にニホンヤモリと出会って飼育を始めた人が」
- 同僚:「知識が無かったことで不幸な事故を起こしてしまうことが結構あってな」
- 同僚:「だからこそ知って欲しくて色々と言ってしまった。脅かすようなことばかり言ってすまん」
10ページ目:話を聞いて、どんな気持ちになったのでしょうか?
女性は、栄養管理と温度管理を続けると決意します。同僚は、その気持ちを受け止めます。
セリフ
- 女性:「……私、やります。栄養管理も、温度管理も、徹底的に!」
- 女性:「あの小さな命を守れるのは、私しかいないんだから!」
- 同僚:「……その意気だ」
11ページ目:第2話で覚えておきたいことは何ですか?
第2話では、餌の栄養管理と、夏場の事故を防ぐための注意を振り返ります。ボードには、ダスティング、くる病、直射日光、殺虫剤の4点が並びます。
セリフ
- 女性:「というわけで、今日のおさらいです!」
- 同僚:「ヤモリとの暮らしが不幸にならないよう気を付けて欲しい」
ボードの文字
- 「第2話のポイント」
- 「活餌には必ずカルシウムパウダーをまぶす(ダスティング)。」
- 「くる病の恐怖! 栄養管理は命綱。」
- 「真夏の直射日光は熱中症に要注意!」
- 「殺虫スプレーは爬虫類に猛毒! 飼育している室内では使わないで!」
12ページ目:付録ではどんな症状を紹介していますか?
付録は「くる病の症状」と題して、口元やしっぽなどの変化を写真で紹介しています。画像には「ラバーマウス」「衰弱した様子」「カギ尻尾」と説明が付いています。
付録の題
- 「付録 ~ニホンヤモリ写真館~」
- 「くる病の症状」
写真の説明
- 上段の2枚と左下の1枚には、「ラバーマウス」と書かれています。
- 下段中央の写真には、「衰弱した様子」と書かれています。
- 右下の写真には、「カギ尻尾(しっぽがカクカクに)」と書かれています。
画像内の補足
くる病の初期症状としては 壁ちょろが出来なくなること等が挙げられます
写真提供は、さっこさん、すーすーさん、きぃちゃんさん、梵天丸さんです。付録の編集はyuiponzです。
ニホンヤモリの餌は何ですか?「くる病」とは何ですか?
主食は、イエコオロギなどの生きた昆虫です。虫を与えるだけではカルシウム不足になり、骨が曲がる「くる病」につながることがあります。
これを防ぐため、餌の昆虫には爬虫類用のカルシウムパウダーをまぶして与えます。この方法を「ダスティング」といいます。
この話では、飼育に欠かせない栄養管理と、室内で気をつけたいことを紹介しました。
前後の話では何が読めますか?
第1話では、保護してすぐの対応と飼い始める前の心構えを紹介しています。第3話では、脱皮の様子と、体調不良に備えた動物病院探しを読めます。
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