ニホンヤモリの飼い方をマンガで読む|第4話 ヤモリとの距離感
2026 年 10 月 29 日、絵を描き直した完全版に更新しました。


1 / 12迎えて数週間、ヤモちゃんを眺める時間が増えます。 
2 / 12触れようとすると、ヤモちゃんが隠れてしまいます。 
3 / 12翌日の昼休み、同僚に出来事を話します。 
4 / 12人から触れられることを、ヤモリの側から考えます。 
5 / 12世話や通院に必要な接触と、負担への配慮を考えます。 
6 / 12首元のふくらみを、カルシウムサックとして紹介します。 
7 / 12無精卵や卵詰まり、栄養管理の話を聞きます。 
8 / 12無理に触らず、ケージ越しに様子を見守ります。 
9 / 12カルシウムをまぶした餌を用意します。 
10 / 12触れ合わなくても、見ている時間を楽しみます。 
11 / 12ハンドリングへの配慮と観察の楽しみを振り返ります。 
12 / 12表情、指、交尾や抱卵など、さまざまな姿を見られます。yuiponz(撮影・編集)/協力者(写真提供)
ニホンヤモリとの距離感と、触れずに観察する楽しみをマンガで紹介します。ハンドリングへの配慮、カルシウムサック、産卵、日々の給餌の場面を読めます。
全5話の飼育入門マンガの第4話です。以下では、画像ごとの場面とセリフを順に読めます。ヤモちゃんを見た登場人物の感想と、作中で紹介される飼育の説明を分けて記しています。
1ページ目:迎えて数週間、どんなふうに過ごしていますか?
女性はケージのそばに座り、枝にいるヤモちゃんを眺めています。家に慣れてきたように感じながら、毎日の観察を楽しんでいます。
場面の文字
- 「ヤモちゃんをお迎えして数週間…すっかり我が家にも慣れてくれたみたい」
セリフ
- 女性:「はぁ〜、今日も可愛いねぇ」
描き文字
- 「ジィーッ…」
2ページ目:触れようとしたら、どうなったのでしょうか?
女性が指を近づけると、ヤモちゃんは隠れ家へ逃げます。女性は驚き、自分をまだ怖がっているのかと考えます。
セリフ
- 女性:「あ…ご、ごめんね」
心の中の言葉
- 「せっかく仲良くなれたと思ったのに…まだ怖がられてるのかな?」
描き文字
- 「ザサッ!」
3ページ目:その反応をどう説明されたのでしょうか?
女性は翌日の昼休み、触ろうとして避けられたことを同僚に話します。同僚は、ヤモリにとって正常な反応だと説明します。
場面の文字
- 「翌日の昼休み」
セリフ
- 女性:「…というわけで、触ろうとしたら避けられちゃって」
- 同僚:「それは正常な反応だ」
- 女性:「えっ?」
4ページ目:ヤモリにとって接触はどんなことなのでしょうか?
同僚は、接触が捕食される恐怖につながると説明します。危機を感じると、しっぽを自切することもあると伝えます。
セリフ
- 同僚:「爬虫類にとって、接触というのは捕食される恐怖につながるものなんだ。」
- 同僚:「最悪、危機と感じて尻尾を自切してしまう。」
- 女性:「そんな…!」
- 同僚:「犬や猫のようなスキンシップは、彼らは求めていない」
5ページ目:世話や通院に必要な接触はどう考えるのでしょうか?
作品では、ケージの手入れや通院に備えて、ハンドリングに慣れることにも触れています。同時に、ヤモリへの負担に配慮するよう伝えています。
セリフ
- 同僚:「もちろん飼育ケージのメンテや通院のためには、ある程度ハンドリングに慣れておくのは良いことでもある」
- 同僚:「訓練は適切に生体に配慮してな。」
- 女性:「…そうですよね。」
- 女性:「ヤモちゃんに負担をかけちゃダメですよね」
6ページ目:観察すると、首元の何に気づけるのでしょうか?
同僚は、首元のふくらみを「カルシウムサック」と紹介します。作品では、栄養を蓄える場所として説明しています。
セリフ
- 同僚:「だが、観察するだけでも面白い生態はたくさんあるぞ。」
- 同僚:「例えば首元の膨みだ」
- 女性:「あ、ぷっくりしてるやつ!」
- 同僚:「あれは『カルシウムサック』といって栄養を貯蔵しているんだ。」
- 同僚:「膨らんでいれば栄養状態が良い証拠になる」
図の文字
- 「カルシウムサック」
7ページ目:メスの産卵について何を知っておくのでしょうか?
同僚は、単独で飼育しているメスも無精卵を産むことがあると説明します。産卵に関わる栄養不足や卵詰まりの話を聞き、女性はメモを取ります。
セリフ
- 同僚:「さらに、メスは単独飼育でも抱卵して無精卵を産むことがある。」
- 同僚:「その時、カルシウムサックの蓄えを使うんだが…」
- 同僚:「抱卵の結果で栄養不足になったり」
- 同僚:「上手く産卵できず『卵詰まり』を起こして命に関わることもある。」
- 同僚:「だから日々の観察とダスティングが重要なんだ」
- 女性:「なるほど」
描き文字
- 「カリカリ…」
8ページ目:家に戻って、どう接することにしたのでしょうか?
女性はケージのそばから、ヤモちゃんを静かに見守ります。無理に触らず、体の様子を観察することにします。
心の中の言葉
- 「ヤモちゃん、これからは無理に触らないよ」
セリフ
- 女性:「うん、首元もぷっくりしてる。元気そう」
9ページ目:今日の餌には何をまぶしたのでしょうか?
女性はカルシウムをまぶしたコオロギを差し出します。ヤモちゃんはピンセットの方へ近づいてきます。
セリフ
- 女性:「お腹空いた? 今日もちゃんとカルシウムまぶしたよ」
描き文字
- 「カサ…カサ…」
- 「ソワ…」
- 「タタタッ」
10ページ目:触れ合わなくても、どんな楽しみがありますか?
女性には、ヤモちゃんの顔が笑っているように見えます。その姿を眺めるだけでも幸せだと感じ、餌を差し出します。
心の中の言葉
- 「触れ合えなくても…」
- 「この笑顔が見られるだけで、十分幸せだなぁ」
セリフ
- 女性:「さぁ、召し上がれ!」
描き文字
- 「ニコッ」
- 「トーン」
11ページ目:第4話で振り返ることは何ですか?
この話では、過度なハンドリングへの注意と、観察の楽しみを振り返ります。ボードには、カルシウムサックについての項目もあります。
まとめの文字
- 「第4話のまとめ:爬虫類との距離感!」
ボードの文字
- 「①過度なハンドリングはストレスの原因に」
- 「②首元のカルシウムサックで栄養状態をチェック」
セリフ
- 同僚:「ハンドリングの是非については様々な意見があるから調べてみるのも良いだろう」
- 女性:「触れ合えなくても見て楽しむのが爬虫類愛」
12ページ目:付録ではどんな姿を観察できますか?
付録には、ヤモリの顔、首元、指、ケージ内で過ごす姿などが並びます。交尾や抱卵、脱皮の様子を紹介する写真もあります。
付録の題
- 「付録 ~ニホンヤモリ写真館~」
- 「ニホンヤモリの魅力・観察の楽しさ」
写真に添えられた言葉
- 「口角が上がってニッコリ」
- 「カルシウムサックばっちり」
- 「交尾」
- 「抱卵」
- 「趾下薄板」
- 「威嚇」
- 「壁ちょろ」
鉢や葉、鳥居のある配置で過ごす姿、皮を脱いでいる姿、壁面につかまる姿なども見られます。「ニッコリ」などの表現は、写真に添えられた見た目の感想として紹介しています。
写真提供は、もえぴさん、あらみぃさん、百々目鬼さん、ばふぁりんさん、梵天丸さん、やももちさん、ぱじぇらぁ〜さんです。yuiponzが撮影した写真も含み、付録の編集はyuiponzです。
ニホンヤモリはハンドリング(手で触ること)ができますか?
ニホンヤモリは臆病で動きが素早く、皮膚もデリケートなため、犬や猫のように頻繁に触れ合う飼い方には向きません。無理に触ろうとすると強いストレスを感じ、パニックを起こして自切(自分でしっぽを切ること)につながる危険があります。
この話では、ヤモリが安心できる距離感と、日々の観察の楽しみ方を紹介しました。
前後の話では何が読めますか?
第3話では、脱皮と、体調不良に備えた動物病院探しを紹介しています。第5話では、冬の寒さと乾燥への対策、爬虫類イベントの様子を読めます。
関連する種: ニホンヤモリ